今月のエッセイ(2022/5)
Author: セプティマ・レイ
5月です。新学期が始まって1か月が経ちました。東洋大学も全面的に対面授業に戻りましたが、概ね順調に運営されています。「概ね」と言ったのは、4月以降、学内ネットワークの調子が悪く、授業に支障を来しているからです。私も授業でYouTubeの動画を受講生に視聴してもらおうと思い、ネットワークに接続しようとしましたが、全然繋がらず諦めました。そもそも情報システム部は人手不足が常態化しており、また専門スタッフも少ないため、早晩問題が起きると予想されていました。前年度に実施した公開講座でも同時配信がうまくいかず、配信での講座受講生に受講料を返金しました。まあ、過去の失敗から何も学んでいないということです。
4月下旬に北千住駅前の広場に行って、久しぶりに献血してきました。献血車は東京電機大学前に停車していたので、10人くらいの大学生が献血待ちをしていました。赤十字社のスタッフと立ち話をしたところ、いまだに献血車の受入を拒否しているのは、東洋大学を含めて2校しかないと聞いて、大学に直訴したところ、4月の入構者数が読めなかったので、断ったという意味不明な言い訳をしていました(東洋大学は新設校か!)。献血は簡単にできる社会貢献です。また、コロナ禍のために献血が足りず、病院関係者は苦労されていると聞きます。そのことを指摘しても、重い腰を上げません。そもそもやる気がないのです。自分が輸血のお世話になるかもしれないという想像力が欠如しているのです。ほんとに情けない人たちです。
私は、中学・高校生時代にラグビー部に所属していたので、ラグビーが好きで、よくテレビ観戦しています。シーズン中は、うちの近所の柏の葉公園総合競技場でリーグワンの試合が開催されるので、最近、試合を見に行くようになりました。ここはNECグリーンロケッツ東葛のホームグランドなので、観戦はNECグリーンロケッツ東葛の試合になります。残念ながら、DIVISION 1の全12チーム中、最下位に甘んじているのですが、来期はぜひ奮起して上位を目指してもらいたいです。ちなみに観戦した2試合ともボロ負けしたので、次回はぜひ勝ってほしいです。NECグリーンロケッツ東葛には、日本代表のレメキ選手がいるので、バックス展開は面白いですが、フォワード戦になるとちょっと厳しいので、フォワード陣の奮起を期待しています。
最後に公開講座のお知らせです。先月のエッセイでもお伝えしましたが、今年も東洋大学で恒例の公開講座を開催します。今回のテーマは「アニメビジネスの過去・現在・未来」です。日時は7月9日(土)13時から18時まで、会場は東洋大学白山キャンパス(今回は対面のみです)、講師は登壇順に高見洋平さん(講談社ライツ・メディアビジネス局アニメ・ゲーム事業部長)、松下洋子さん(アニメ企画制作プロデューサー)、西村純二さん(演出家、アニメ監督、脚本家)です。今回も第一線で活躍している超一流の方々にお願いしました。コロナ禍で自宅勤務が多かったので、アマゾンプライムでアニメを見まくって、日本アニメの素晴らしさを再認識したことがきっかけです。東洋大学のウェブサイトで申込を受け付けておりますので、興味のある方はぜひご参加いただければ幸いです。
https://www.toyo.ac.jp/social-partnership/csc/koza/koza/2019list/2022haru-itiran/2022haru-a13/