今月のエッセイ(2020/10)
Author: セプティマ・レイ
10月です。9月6日(日)に国内旅行業務取扱管理者試験を受験してきました。獨協大学が試験会場だったのですが、コロナ感染対策のためでしょうか。急きょ、さいたまスーパーアリーナに会場が変更されました。昔、獨協大学で教えていたので、東京会場ではなく、あえて埼玉会場を選んだのですが、こんなことなら東京会場を選ぶべきだったと後悔しました。集合時間は午後1時。ちょっと早めに行って、12時30分頃に会場入りしました。さいたまスーパーアリーナはとにかく広い。コンサートのようにブロックで区分されていました。周りを見ると、私のようなおじさんやおばさんがいたので少し安心しました。
国内旅行業務取扱管理者試験は、旅行業法、約款、国内旅行実務の3科目から構成されています。各100点満点で、各科目60点以上を取れば合格となります。旅行業法と約款はスラスラ解けましたが、国内旅行実務の問題が例年に比べるとかなり難しかったです。また、国内地理から解いて、時間のかかるJR運賃・料金問題を後回しにするという戦略を採ったのですが、これが失敗しました。時間が足りなくて、頭に血が上り、焦りまくったからです。もう完全に落ちたと思いました。自宅近くのららぽーとのレストランで落ち込んで食事をしていたら、U-CANの解答速報が出ていました。自己採点したら、旅行業法88点、約款100点、国内旅行実務80点で合格でした。
この資格試験の勉強には1か月半かけました。春学期が終わってから本格的に勉強したので、短期集中決戦です。1日6時間くらい勉強したでしょうか。国内の名所・旧跡はほぼ覚えました。特に温泉は必須なので、温泉地だけでも300は覚えたでしょうか。それでも解けなかった地理の問題がいくつかありました。ネットを見ると、国内地理が難しかったというコメントが多く見受けられました。まったく同感です。しかし、試験勉強のおかげで、JRの運賃と料金の仕組みがかなり分かりました。この資格をすぐに使う予定はありませんが、教養として得るものは大きかったです。
私は通訳ガイドの資格も持っているので、将来どこかの観光地の観光案内所に勤めることができるかもしれません。英語力を活かしたいので、外国人観光客が多い観光地に行きたいです。あとはファンクラブツアーと観光地を組み合わせる仕事にも興味があります。毎年恒例のユーミンの苗場ライブのように、ライブ+観光という組み合わせは絶対にいけると思います。しかし、この資格勉強のために、ほとんど知財法の研究をしていなかったので、来年の3月末までには1本くらい論文を執筆する予定です。芸は身を助くです。いつか、私が持っている資格たちが私を助けてくれることを信じて、また新たな資格に挑戦したいと思っています。
ところで11月21日(土)の13時から18時までの5時間、東洋大学白山キャンパスで公開講座を開催します。テーマは「アイドル・ビジネスの現状と将来像」です。講師陣は、加藤邦明さん(オフィストゥーワン)、原一博さん(ゼスト)、丸谷マナブさん(作詞・作曲家、音楽プロデューサー)という豪華な顔ぶれです。みなさん、AKB48やSKE48といったアイドルグループのスタッフやクリエーターとして第一線で活躍している方々です。ぜひ興味がある方はご参加頂けると幸いです。下記のウェブサイトから申込みすることができます。みなさんのご来場を心からお待ちしております。
東洋大学/公開講座「アイドル・ビジネスの現状と将来像」
https://www.toyo.ac.jp/ja-JP/social-partnership/csc/koza/koza/2019list/koza-b/B001/