今月のエッセイ(2019/02)
Author: セプティマ・レイ
2月になりました。正月に東洋大学のゼミ生と留学生(コロンビア人と台湾人)と一緒に浅草寺にお参りしてきました。せっかく留学生と初詣に行くのだからということで、早朝、浅草に集合して、レンタル店で着物を借りて参拝してきました。着物は5色から選べるのですが、私は紫色にしました。14名(男性4名、女性10名)の着物集団は相当目立ったようで、見知らぬ人から写真をたくさん撮られました。留学生にとって、大変いい想い出になったようです。
浅草寺巡りでは、通訳ガイドの資格を生かして、留学生に浅草寺や参拝方法、神社とお寺の違い等について、英語で説明しました。しかし、観光英語はかなり錆びついていたようで、なかなかうまく説明できませんでした。やはり、通訳ガイドは実地経験が必要です。にわかガイドでは、準備不足は否めません。通訳ガイドの面接試験から2年経っているので、2020年の東京オリンピックに向けて、ブラッシュアップが必要だと痛感した初詣でした。
1月は珍しく風邪を引いて、体調を崩しました。水も飲めないほど喉が痛くて、ウイダーインゼリーで急場をしのぎました。19日と20日にセンター試験が実施されましたが、私は東洋大学川越キャンパスの監督者として、2日間本部にいました。私はあまり声を出す仕事ではなかったので、かなり助かりました。毎年、センター試験日は天候が悪く、降雪することが多いのですが、今年は全国的に快晴だったようで、あまり混乱もなく、実施できたようです。
私の受験時代は共通一次試験という5教科7科目という地獄の試験でした。その後、センター試験が導入されましたが、2020年度からは大学入学共通テストに変わるようです。現在のセンター試験からの大きな変更として、これまでのセンター試験になかった記述式問題の導入と、英語では4技能(読む・聞く・話す・書く)を評価することが挙げられていますが、果たしてどうなることやら。受験生に過度な負担がかからない試験であることを切に祈ります。
昨年暮れに人生観が180度変わる出来事がありました。これまでわき目も振らずに走ってきましたが、そろそろ自分に少しだけご褒美をあげてもいいのではないかと思い始めました。私は今年で56歳なので、社会で働けるのはあと10年です。この1年は、最後の10年をどう生きるかについて真剣に考えてみたいと思います。1年後のブログではびっくりするような報告をするかもしれません。