今月のエッセイ(2018/03)
Author: セプティマ・レイ
2月のエッセイでもお知らせしましたが、『よくわかる音楽著作権ビジネス』の第5版が2月23日にリットーミュージックから発売されました。基礎編が392頁、実践編が464頁とかなり分厚い本になってしまいました。エッセイでお約束したとおり、発売日に合わせて、実践編に掲載されている最新の契約書フォーマットをアップしました。今回は英文契約書をかなり充実させました。契約書フォーマットは自由かつ無償で使用できますので、ぜひみなさんのビジネスにご活用ください。
さて、平昌オリンピックが幕を閉じました。今回の冬季オリンピックでは、日本チームのメダル・ラッシュに沸きましたが、やはり何と言っても私の注目は女子カーリングでした。4年前のエッセイを読めばお分かりの通り、私はソチ・オリンピックでカーリングの魅力に気づき、以来、この4年間、女子カーリングの試合を何度もテレビで観戦してきました。なので、オリンピック代表の座を賭けたLS北見と中部電力の死闘も見ていますし、敦賀さんの明快な解説のおかげで戦術もある程度分かるようになってきました。
日本チームは世界ランキングが前回のオリンピックでは9位でしたが、今回は6位に上げての参加でした。なので、調子が良ければベスト4にいけるかもと思っていましたが、まさかメダルを獲得するとは思っていませんでした。準決勝の韓国戦、3位決定戦のイギリス戦は、歴史に残る名勝負になりました。北海道弁の「そだね~」や休憩の「もぐもぐタイム」ばかりが話題になっていますが、カーリングは重圧の中でいかに正確なショットが打てるかが勝負を決めるというスポーツです。北京オリンピックでも日本チームの活躍を期待したいと思います。
東洋大学のゼミ生が葛飾区役所に就職が決まったので、ゼミ生3人で立石に飲みに行きました。私の実家は立石駅から2駅先のお花茶屋にあります。この辺りは大規模な土地開発ができず、昔ながらの町並みが残っていて、昭和な感じが充満しています。立石の有名な居酒屋の「三平」に行きたかったのですが、満員のために断念し、駅近くの焼き鳥屋で安くて美味しい焼き鳥を満喫しました。亡くなった父親がたまに立石の天ぷら屋に連れて行ってくれましたが、最近はご無沙汰でしたので、本当に懐かしかったです。
今月は東洋大学が23日、早稲田大学が25日に卒業式を行います。安藤ゼミの4年生の旅立ちの時です。どちらの大学のゼミも学生同士の仲が良く、ゼミ生たちで卒業旅行に行っているようです。私は学生時代、音楽にすべて捧げていたので、ゼミに入る余裕も時間もありませんでした。なので、もし大学生に戻れるなら、絶対にゼミに入りたいと思います。その後悔を糧にして、ゼミ生にとって、一生の想い出になるようなゼミにしたいと思う今日この頃です。