今月のエッセイ(2018/02)
Author: セプティマ・レイ
1月のエッセイでもお知らせしましたが、『よくわかる音楽著作権ビジネス』の第5版が今月23日にリットーミュージックから発売されます。実に7年ぶりの改訂ですので、ぜひお手にとっていただければと思います。4版と比べていただけると、いかにこの7年間、音楽業界が大きく変動したことがわかると思います。特にNexToneの誕生やサブスクリプション・サービスの興隆は大きな出来事でした。次回は4~5年後に改訂する予定です。7年はちょっと長すぎました。深く反省しています。なお、発売日にこのサイトの契約書フォーマットも併せて刷新しますので、ぜひ自由にご活用ください。
さて、今年も引き続きスネオヘアーの15周年記念イベントを行います。3月30日(金)に大阪の心斎橋JANUSで、4月5日(木)に渋谷クラブクアトロで「シングル全曲やりますツアー」を開催します。メジャーのデビュー曲「アイボリー」から最新シングル「slow dance」まで、すべてのシングル曲を一気に披露します。メジャーから発売されたシングル曲が20数曲あるので、時間的にはぎりぎり収まる計算です。ぜひ見に来てください。チケットは絶賛発売中です。
https://www.suneohair.info/
今月は執筆活動が一段落するので、来年度から新たに始まる授業のテキストとパワーポイントの作成に取り掛かります。来年度は「アメリカ著作権法」と「Contract Drafting」という授業を新たに開講します。どちらも英語で講義します。もちろん、テキストとパワーポイントも英語で作成します。全部で15回なので、1日1回の資料を作成したとしても、2科目で30日かかる計算です。いい教材がないといい授業ができません。自分も復習するつもりで頑張ります。
ところで私が奉職する東洋大学が11月に実施された知財検定3級試験の合格者数で大学別ランキングの第1位を獲得しました。7月の試験でも第1位でしたので、2連覇ということになります。また、11月の試験では2級合格者を29名輩出しました。これはかなりの数字だと思います。現在、受験シーズンですが、東洋大学は知財検定の授業がある数少ない大学だと思うので、受験生のみなさん(読んでないか・・・)は、ぜひ東洋大学法学部を受験してみてください。
さらに今年の4月から大学院の博士課程も担当することになったので、エンタメ法を学びたい方はぜひ東洋大学大学院法学研究科を選択肢の一つに入れてみてください。実務と理論の両方を研究できる場として、どんどん知名度を上げていきたいと思います。早稲田大学のLL.M.コースと違って、孤軍奮闘の感はありますが、いつか「エンタメ法といえば東洋」と言われるように頑張りたいと思います。