今月のエッセイ(2016/12)
Author: セプティマ・レイ
早いものでもう師走です。11月はとにかく多忙でした。アメリカからFulbright Programで来日したSeth Shelden先生の授業(5コマ!)の通訳をし、JASRAC、特許庁、早稲田大学見学の日程調整やアテンドをしながら、東洋大学エクステンション課主催の公開講座の講師を務め(52名の参加者がありました)、さらに沖縄に出張しました。しかも、通訳ガイドの一次試験(筆記)を通過したので、12月4日に行われる二次試験(面接)の準備をしなければなりませんでした。ということで、11月は週末もほとんど仕事でした。
さて、12月4日にその通訳ガイドの二次試験(面接)を受けてきました。場所は三軒茶屋にある昭和女子大学です。受付時間は12時から12時25分まで。早めに行って受付を済まし、大教室で待機しました。全受験生が集合すると、今後は小教室に移動し、そこでまた待機です。自分の順番が近づくと、13時23分に面接が実施されている教室の外の椅子で待機しました。そこでは8つの教室で同時に面接が行われていました。
5分ほど待つと、面接官から呼ばれました。挨拶をして、名前、生年月日、住所(県名だけ)を言うと、簡単な逐次通訳(日→英)です。富士山の問題が出ました。その後、面接官から3枚のカードを渡されました。自分の好きなテーマを選んで、2分間のプレゼンテーションを行うのです。渡されたカードは、日本の城の種類、人力車、川柳です。選択・準備時間はたった30秒です。最後まで人力車か川柳で迷いましたが、川柳にしました。だって、人力車に乗ったことがないのです。
まあ、やるだけやったので、あとは果報は寝て待てです。もっとしっかり準備したかったのですが、11月はあまりに多忙だったので、消化不良でした。なので、かなり悔いが残ります。もし落ちていたら、来年の二次試験に向けてしっかり準備したいと思います。ちなみに発表は1月17日(火)です。来年2月のエッセイで合否を報告しますので、楽しみにしていてください。合格したら、住んでいる千葉県で登録して、時間があるときは通訳ガイドをやろうかなと思っています。
さて、今年もこのエッセイをお読みいただきありがとうございました。意外な人から「毎回読んでるよ」という声をかけてもらっています。日頃なかなかお会いできない人にも、「安藤は元気でやってるな」と思っていただければという気持ちでやってきました。「三つ子の魂百まで」とはよく言ったもので、大人になっても性格は一向に丸くならず、ますます過激さを増しているような気がしますが、今後ともどうぞよろしくお願いします。みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。