今月のエッセイ(2016/10)
Author: セプティマ・レイ
毎年9月に東洋大学と早稲田大学のゼミ活動の一環として、2泊3日のゼミ合宿を行っています。今年も早大ゼミが9日から11日まで、東洋大ゼミが17日から19日まで、長野県白馬村に行ってきました。宿泊先はいつものチロリアンです。チロリアンはこのエッセイでも何度か紹介したように、宿泊代が安く、スタッフはとても親切で、さらに食事も美味しいという文句なしの宿です。唯一の難点は東京から遠いところです。新宿駅から白馬駅まで4時間かかるのです。まあ、乗り換えなしの1本で行けるので良しとしましょう。
白馬村には温泉がたくさんあります。宿からは徒歩では行けない距離にあるのですが、チロリアンのご主人がバンで送り迎えしてくれるので、今年は滞在中、毎日温泉に行きました。料金は800円と少し高めですが、最近完成したばかりの温泉で、すこぶる快適でした。土日は少し混みますが、平日は空いているし、また9時以降になると人もまばらになるので、ゆっくり温泉を楽しむことができます。お湯から上がった後のコーヒー牛乳も最高です。ゼミ生たちも大変満足していたようです。
さて、大学では9月下旬から秋学期が始まりました。10月は東洋大学で毎週土曜日の午後1時から6時まで知財検定2級対策講座を行っているので、休みは日曜日だけというハードスケジュールです。これに加えて、金曜日の4限に音楽著作権ビジネスを英語で講義するという授業も行っていますので、だんだん体力的にしんどくなってきています。もう53歳ですから、仕方ありませんね。さらに11月19日(土)と26日(土)の午後1時から4時15分まで、東洋大学のエクステンション課が主催する「音楽著作権ビジネスの基礎知識」と題する公開講座が控えています。
この公開講座は、レコード会社、プロダクション、音楽出版社が音楽業界において、どのような役割を果たしているのか、そして今後、どのように変化していくのかを分かりやすく解説するものです。「音楽著作権ビジネスの基礎知識」というタイトルから分かるように、音楽業界に入りたい人、あるいは入って1~2年目の人、あるいは基礎的な知識を改めて身に着けたい人が対象です。ただ、音楽業界に長年いても、あまり権利関係に馴染みのない人にとっては有益かもしれません。参加費用が6,480円かかりますが、それだけの価値のある講座にするつもりです。
参加希望者は、東洋大学のウェブサイトから申し込むことができます。URLは、 http://www.toyo.ac.jp/site/koza/109607.html です。みなさんのご参加をお待ちしております。