今月のエッセイ(2016/07)
Author: セプティマ・レイ
先月のエッセイで、地下鉄の北千住駅構内のお店がとても充実しているとお伝えしました。その後、北千住駅構内でさらに新しい発見をしました。千代田線と日比谷線に乗り換える通路に私の大好きな「フレッシュベーカリー神戸屋」があったのです。神戸屋のパンは少々高めですが、とても美味しいので大好きです。私のお気に入りはミートパン、ビーフカレーパン、モンブランですが、今はモンブランがないので、塩チョコアーモンドがお勧めです。いつもは三田線と有楽町駅の乗り換え口にある神戸屋に行っていたのですが、これからは北千住駅で買おうと思います(どうでもいいネタですね)。
ところで7月10日は参院選でしたが(もちろん、私が高校生の時から支持する政党に投票しました)、この日は知財検定の試験日でもありました。私の本務校である東洋大学法学部では、知財検定にかなり力を入れています。合格者を増やすために、毎週木曜2限に知財検定対策の授業を行っています。20の過去問を授業の最初の20分間で解き、その後、私が一問ずつ解説するという答練のスタイルを採っています。さらに試験日の前日には、3~5限を使って、過去3回分の3級学科試験の答練をしました。試験前日にもかかわらず、140名ほどが参加してくれました。全員が合格していることを祈るのみです。
ゼミを担当している早稲田大学では、新ゼミ生の選抜が行われました。過去には4倍以上の高倍率を誇っていましたが、今年は3.2倍でした。それでも法学部の中ではトップクラスの倍率です。入ゼミ希望者にはエントリーシートを提出してもらい、3年生が書類審査をして、20名ほどに絞ります。そして、3年生2名、4年生2名と私からなる面接官が一人10分の面談を行います。緊張で声が震える人、堂々とまっすぐ目を見て答える人、終始落ち着かない人等、さまざまです。慎重な審査の結果、10名の学生を選抜しました。また新しい出会いがあると思うと、新学期が本当に楽しみです。
今年は著作権法を英語で教える授業を始めたので、春学期は授業の準備で本当に忙しかったです。3月に8回分くらいの教材を作成したのですが、春学期が始まるとまとまった時間が取れず、すぐに自転車操業になりました。このエッセイを書いている時点でも、最後の授業の教材がまだできていません。秋学期には、音楽著作権ビジネスを英語で教える授業を開講するので、8月はその教材作りに充てる予定です。ただ、通訳ガイドの試験を申し込んでしまったので、工夫して時間をうまく使う必要があります。もう自転車操業だけは繰り返したくないと思う今日この頃なのです。