セプティマ・レイ(SEPTIMA LEY)

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今月のエッセイ(2014/05)

Author: セプティマ・レイ

 みなさん、今年のゴールデン・ウィークはどのように過ごされましたか。私は久しぶりにのんびりと自宅で過ごしました。まず、近所の映画館に「アナと雪の女王」を見に行きました。日本語吹き替え版で見ましたが、キャストの歌唱力の高さに驚かされました。主題歌の「Let it go」をはじめ、素敵な楽曲が満載でとても楽しめました。次に池井戸潤の「下町ロケット」を読みました。ずっと前に単行本を買っていたのですが、本棚で埃をかぶったままでした。あまりに面白くて2日で読み終えました。

 これでも一応、研究者なので、アメリカ著作権法に関する論文を1本書き上げました。といっても、アメリカ留学中に八割方完成していた原稿をアップデートしただけですが・・・。2006年からシアトルのワシントン大学ロースクールで2年間学んだのですが、後半は研究員という身分だったので、時間に余裕がありました。それを活かして、留学中、アメリカ著作権法に関する論文を10本くらい書き溜めていたのです。その多くは帰国後にさまざまな雑誌で発表しましたが、未完成のまま残っている論文があと3本ほどあります。そのうちの1本を今回完成させて、「東洋法学」という紀要に発表する予定です。

 私が勤務する東洋大学・白山キャンパスの最寄駅は白山駅ですが、乗換が面倒なので、千駄木駅から続く上り坂を15分歩いて通っています。私の通った中学・高校・大学はどれも駅から15~20分と遠く、おかげで歩くのが大嫌いになりましたが、50歳を過ぎると趣向が変わるものです。健康のためなら15分くらい歩くのが苦ではなくなりました。3コマ教えた後はさすがにヘトヘトですが、おかげで体調はすこぶるいい感じです。最近は健康のために1駅前で降りて、1駅分歩いて帰るサラリーマンがいるそうです。確かに運動不足解消の一助にはなっているような気がします。

 大学生は今が就活の追い込み時期です。以前書きましたが、私も一般企業への就職活動を一度だけ体験したことがあります。1989年のことでした。本当に惨敗続きだったので、二度と就活はしたいと思いません。しかし、その時にどこか私を採用してくれる会社があったら、今の私がいないと思うと不思議な心境です。本当に人生ってたくさんの分かれ道があるんだと痛感します。ゼミ生が一刻も早く、自分が活躍できる職場を見つけることを祈る今日この頃なのです。

This entry was posted on 5月 7th, 2014

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