今月のエッセイ(2014/04)
Author: セプティマ・レイ
早いもので桜の季節、4月になりました。大学では新学期が始まります。北大を辞めてから3年が過ぎましたが、今月から東洋大学に准教授として着任しました。法学部で知的財産法を教えます。東京に戻ってきてからも明治大学、獨協大学、東京理科大学、早稲田大学、フェリス女学院大学などで教鞭をとってきましたが、今回は専任教員なので、教職への本格的な復帰となります。
今年に入って、北大の安藤ゼミの卒業生2名から入籍・結婚の報告が届きました。末永く幸せになってほしいと思います。安藤ゼミの卒業生は北大・早稲田大学合わせると、すでに30人近くいます。これからゼミの卒業生が続々と結婚すると思うと、なんだかとてもうれしいです。また、結婚式でゼミの卒業生たちと再会するのも楽しみです。
今年から就活解禁が3月1日になります。これまで3年生は就活のために後期の授業に出席できないことが多かったので、本当に助かります。就活解禁が遅くなったので、ゼミ生が冬合宿を提案してきました。私も久しぶりにスキーをやってみたいと思っていたので、渡りに船とばかりに2月頃、白馬で冬合宿を行う予定です。高校の教員をやっていた頃はワンシーズンに5~6回はスキーに行っていました。2005年の冬に留学中のニューハンプシャーでスキーをやったのが最後ですから、実に10年ぶりのスキーになります。気が早いですが、今からとても楽しみです。
4月は出会いの月ですが、3月は別れの月でした。去る3月25日に早大・安藤ゼミ2期生の謝恩会を開催しました。渋谷ピカリエというお店を借り切り、笑いあり、涙ありの3時間でした。卒業生(1期生)や日頃お世話になっている社会人も多数駆けつけてくれました。卒業生は4月1日から社会人になります。2年半前にゼミに入ってきた時と比べると、随分立派になりました。卒業生が一人ひとり挨拶するのですが、スピーチが本当に上手で、出席した社会人のみなさんも絶賛していました。自慢のゼミ生たちが社会で活躍するのが楽しみです。
早稲田大学の安藤ゼミは継続しますが、東洋大学でもゼミを担当します。早大の安藤ゼミは法学部では倍率が高く最難関のゼミと言われていますが、東洋大学のゼミでも「安藤ゼミは充実していて面白い」と言われるように頑張りたいと思います。強欲な経済人やバカな政治家のニュースばかりがマスコミを賑わせていますが、将来の日本を担う素晴らしい人材を一人でも多く輩出できればと思っています。