今月のエッセイ(2021/08)
Author: セプティマ・レイ
8月になりました。先日、音楽4団体の職域接種を東京の日比谷にある会場で受けてきました。ほとんど並ばずにワクチンの注射を打ってもらいました。副反応もなく、少し痒みが出たくらいで、まったく問題ありませんでした。私が住んでいる柏市はワクチンが不足しているため、ほとんどの病院で受付が停止しています。また、東洋大学の職域接種もワクチンの供給が遅れているため、実施されていません。なので、プランCということで、音楽4団体の職域接種を受けたというわけです。2回目は4週間後なので、8月下旬になります。2回目の方が副反応は出やすいようなので、翌日はおとなしく自宅でじっとしようと思います。菅首相はワクチン接種に望みをかけていますが、ワクチンの供給量が絶対的に不足しているので、コロナ渦の終息はまだまだ先のことになりそうです。
東京オリンピックが始まりました。私の教え子が競泳女子400メートルリレーに出場したので、テレビの前で声援していました。残念ながらメダルには届きませんでしたが、懸命に泳ぐ姿はとても格好良かったです。私が観戦した中で最も感銘を受けたのは、柔道女子78キロ級の濵田尚里選手です。決勝まですべて寝技で一本勝ち。私の通った高校では柔道の授業が必修だったので、基本的な技は習いました。そこで寝技も習ったのですが、柔道部の同級生に押さえつけられると身動きできませんでした。なので、寝技の恐怖は素人なりに少しだけわかります。相手の選手が濱田選手の前で倒れると、「あー、寝技で負けるな」と思ってしまいます。そして、関節技もがんがん決めてきます。相手の選手にとっては恐怖でしょう。必殺の寝技と呼ばれるのもわかります。決勝で勝ってもニコリともせず、相手に一礼して、畳を降りた瞬間に満面の笑み。カッコよすぎます。
このエッセイでもたびたび知的財産管理技能検定の話をしていますが、東洋大学で知財検定2級の社会人向けの公開講座を開講することになりました。コロナ渦ということで、事前に収録した動画を視聴するという形式になります。90分の授業を15回分提供する予定ですが、自分の好きな時に視聴できるので、多忙な人にもお勧めです。受講生には事前に配布する過去問を自分で解いてもらい、それを私がパワポを使って解説するという形式を採ります。受講料は有料になりますが、大学が提供する講座なので格安です。知財検定2級は、3級を合格していなくても、知的財産に関する業務について2年以上の実務経験を有する社会人なら受験できます。受講期間は9月27日から10月25日です。なお、知財検定の試験日は11月7日(日)です。詳しい情報は、8月下旬に東洋大学のウェブサイトに掲載されますので、興味のある人はぜひチェックしてみてください。
https://www.toyo.ac.jp/-/media/Images/Toyo/social-partnership/csc/koza/2021koza/2021aki-panfu2.ashx?la=ja-JP