セプティマ・レイ(SEPTIMA LEY)

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今月のエッセイ(2019/10)

Author: セプティマ・レイ

 10月ですが、まだまだ暑い日が続きますね。半袖で過ごす10月というのも変な感じがします。さて、9月15日から21日までの7日間、ロンドンに出張しました。友人のLuke McDonagh先生のCity Law Schoolが主催するイベントに参加するためです。ロンドンを訪れるのは3年ぶりです。ヒースロー空港でかみさんがOyster Card(日本でいうPASMO)を購入しようとして、機械に5ポンド札を入れたのですが、何度入れても返ってきてしまいます。われわれが困っているのを見かねた駅員さんが5ポンド札を見て、「このお札はもう使えない」と言ったので、仕方なく20ポンド札で購入しました。

 日本では昔のお札や硬貨が使えなくなることがないので、びっくりしました。ググると、今でも500円札や100円札は使えるようです。私が子供の頃は100円札が流通していたので、今でも持っている人は多いでしょう。結局、手持ちの5ポンド札は、Bank of Englandに行って、今の5ポンド札に交換してもらいました。ただ、コインは交換してくれなかったので、そのまま銀行に寄付しました。あとで、現地で銀行口座を持っている人はコインも交換できると聞いて、Lukeにあげれば良かったと思いましたが、時すでに遅しです。しかし、旅行客にはとても困る法律だなと痛感しました。

 9月10日から13日までの4日間、早稲田大学と東洋大学の安藤ゼミが合同で夏合宿を行いました。場所は白馬村チロリアンです。今回は総勢33名でした。3日間みっちりプレゼンをやった後、4日目は体育館を借り切って、バスケットボールとドッジボールをしました。バスケットボールは昔から苦手で、はっきり言って下手くそです。白馬のチロリアンは2012年の夏合宿から来ているので、もう7年目になります。ここは宿泊費が安いのに、サービスは良く、料理が最高です。スキー場なので、夏場は空いていたのですが、徐々に評判が上がったようで、最近ではかなり前に予約しないと取れなくなりました。

 9月4日と5日は、名古屋に出張して、藤田医科大学で講演をしてきました。名古屋は本当に久しぶりです。20年くらい前に大垣女子短期大学の非常勤講師を2年間勤めていたことがあって、その時は名古屋経由で通っていたので、馴染みがあったのですが、その後、久しく行っていませんでした。名古屋城を見学して、定番のひつまぶし、小倉トースト、味噌煮込みうどん、天むす、手羽先を食べてきました。若い時は外国ばかりに目が行って、国内旅行はほとんどしなかったのですが、この歳になると、訪ねたことがない県がたくさんあることに気が付きました。日本の名所くらいは徐々に訪ねてみたいと思う今日この頃です。


This entry was posted on 10月 4th, 2019

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