今月のエッセイ(2018/11)
Author: セプティマ・レイ
11月です。すっかり秋ですね。さて、今月は、イギリスのロンドン大学シティ校で知的財産法を教えているルーク・マクドナー先生が東洋大学の短期招聘教授として、1か月間、日本に滞在しました。私は受入教員として、授業をアレンジしたり、講義を通訳しました。イギリスやEUの著作権法や裁判例について5回の講義を行ってもらいましたが、学生だけではなく、私にとっても大変勉強になりました。東洋大学では、2年前のSeth Shelden先生に次いで、二人目の知財法の招聘教授ですが、今後も外国から知財法の先生を招聘したいと思っています。
10月30日に芸団協CPRA主催のフォーラム「デジタル時代、芸術創造の新たな大循環を-今、実演家、クリエーターは適切かつ公平な対価を得ているか?」というイベントで講演してきました。場所は衆議院第一議員会館の多目的ホールです。初めて衆議院議員会館に入りましたが、立派な建物でびっくりしました。私は、Value Gap問題についてお話しましたが、緊張することなく楽しくお話させて頂きました。主催者の広報のおかげで、広い会場は参加者で一杯でした。日本でもまだまだValue Gap問題に関する議論が広まっていないので、議論のきっかけになればいいなと思っています。
さて、先月のエッセイでご紹介したとおり、今年も東洋大学で公開講座「音楽著作権ビジネスの基礎知識」を開催します。日程は11月24日(土)と12月1日(土)の2日間で、場所は東洋大学の白山キャンパスです。一昨年開催した講座の内容と同じですが、データはアップデートします。今年もゲスト講師を呼ぼうと思っていますので、楽しみにしてください。参加費は6,480円ですが、東洋大学のエクステンション課に依頼すれば、領収書を発行してもらえます。申込締切は11月14日(水)までですので、お早めの申込みをお願いします。なお、申込みは以下のサイトから行うことができます。
スネオヘアーが12月18日(火)に大阪JANUSで、12月21日(金)に下北沢GARDENで「クリスマスの集い2018」というタイトルのライブを行います。スネオが「クリスマスをテーマにしたライブをしたい」と言うので、「それじゃ、やろうじゃないか」ということで企画しました。6月、8月、10月と開催したライブ「スネオヘアー十番勝負」とは違って、クリスマスをみんなで楽しもうというコンセプトの下で、大人の雰囲気のコンサートにする予定です。チケットは各プレイガイドで絶賛発売中です。普段聴けないような曲も用意していますので、ぜひご来場ください。毎年恒例のライブにしたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。