今月のエッセイ(2016/02)
Author: セプティマ・レイ
今日書こう、今日書こうと思ったら、14日になってしまいました。1月は仕事に忙殺されて、ほとんどプライベートな時間がありませんでした。ということで、大変お待たせしました、2月のエッセイです。最近は殺伐とした話が多いですが、今月は能天気に食事の話をしたいと思います。まあ、毒にも薬にもならないどうでもいいお話しですが、食事は万国共通な話題ということでお許しください。
月曜日は7限まで大学の授業があるので、大学を出るのが午後9時30分を過ぎます。千駄木駅に着くのがだいたい午後10時前くらいです。千駄木駅の手前で松屋にするか、なか卯にするか迷います。トンテキ定食がメニューにある時は絶対に松屋に行きますが、そのほかはたいていなか卯です。親子丼をよく食べますが、担々うどんも捨てがたいです。松屋はトンテキ定食が絶対にお勧めですが、ハンバーグ定食も美味しいです。
火曜日と金曜日の夜は築地のサイマルに通っているので、この日も外食になります。秋葉原駅で降りて、かつやに行くのが最近のルートです。かつやは何でも美味しいですが、私のお気に入りはソースカツ丼です。これに豚汁をつけて頼むのが定番です。秋葉原店はいつもすごく混んでいて、入れないときもたまにあります。9割がサラリーマンですが、1割くらい女性も来ます。毎回100円の割引券をくれるのがうれしいです。
たまに味噌ラーメンを食べたくなるのですが、その時は日比谷線の北千住駅で降りて、駅構内のラーメン店「久楽」に行きます。ここは合わせ味噌ラーメンが美味しいです。味はちょっと濃いですが、疲れている時にはちょうどいいです。店内はいつも混んでいますが、一人ならたいてい座れます。唯一の難点は、ドアが開けっぱなしなので、冬は寒いことです。コートを着たまま、ラーメンをすするなんてことも多々あります。
ここまで読むと、「チープな食生活だな~」と思う方も多いでしょう。確かに私はまったくグルメではないので、私に高級料理をご馳走しようとしてもお金の無駄です。ただ、唯一、行きつけの高級料理屋さんがあります。それは築地の黒澤です。ここは本当に美味しいです。築地の路地に入った一軒家のお店ですが、目の前で焼いてくれるステーキは絶品です。月1回くらいのペースでお世話になっています。
そうそう、中華料理には目がないです。父親が中華料理の材料の卸問屋をやっていたので、本場の中華料理屋さんがお得意先に多かったのです。小さい時に一緒にトラックで配達に行くと、たまにお得意先の中華料理屋さんに美味しい料理をご馳走になったりしました。また、実家の倉庫にある本場の食材で母親が中華料理を作ってくれたので、舌が肥えてしまったという事情もあります。なので、食事のリクエストを訊かれると、ついつい「中華料理がいいです」と答えてしまうわけなのです。