実績/Works
株式会社セプティマ・レイ代表の安藤和宏が執筆した論文です。
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学術論文「アメリカ著作権法における職務著作制度の一考察―録音物の著作者は誰か―」
2010年 企業と法創造6巻3号307-321頁 -
学術論文「アメリカにおけるミュージック・サンプリング訴訟に関する一考察(1)・(2・完)」
2009年 知的財産法政策学研究22号201-232頁、23号231-284頁
目次
Ⅰ. はじめに
Ⅱ. ミュージック・サンプリングとは
Ⅲ. アメリカ著作権法のルール
1. 音楽著作物とサウンド・レコーディング
2. 著作権侵害の要件構造
3. de minimis法理
4. フェア・ユース法理
Ⅳ. 初期の裁判例とサンプリング実務
1. 初期の裁判例
2. サンプリング実務(以下、本号)
Ⅴ. 主要な裁判例(以下、次号)
1. Newton事件
2. Bridgeport事件
Ⅵ. 日本法への若干の示唆
Ⅶ. むすびに代えて -
学術論文「米国法における有名人の歌真似(sound-alike)録音物の違法性に関する一考察」
2008年 知的財産法政策学研究21号171-202頁
目次
Ⅰ. はじめに
Ⅱ. 有名人の歌声に対する法的保護
1. パブリシティ権による保護
2. ランハム法(Lanham Act)による保護
3. 著作権法による保護
Ⅲ. 有名人の歌真似に関する主要な裁判例
Ⅳ. 日本法への若干の示唆
Ⅴ. むすびに代えて
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学術論文「アメリカ著作権法における終了権制度の一考察 - 著作者に契約のチャンスは2度必要か-」
2008年 早稲田法学会誌58巻2号43-96頁
目次
Ⅰ. はじめに
Ⅱ. 更新制度の概要
1. 1909年法の更新制度
(1) 更新制度の歴史
(2) 更新制度の目的
(3) 更新制度の内容
2. 更新制度の法的問題点
(1) 著作者による更新の売却
(2) 著作者の生存という不確実な要素
(3) 更新後の二次的著作物の利用
Ⅲ. 終了権制度の概要
1. 終了権制度の目的
2. 終了権制度の法的構造
(1) 終了権の法的性質
(2) 終了権の主体と客体
(3) 終了権の行使方法
(4) 終了の効果
(5) 再ライセンスの権利行使
(6) 二次的著作物の例外
(7) 契約による権利の終了と再ライセンス
(8) 終了権と契約法の関係
(9) 職務著作物と終了権の関係
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学術論文「米国デジタルミレニアム著作権法(DMCA)の一考察 - 技術的手段の保護とフェアユースの関係を中心に-」
2008年 A.I.P.P.I.(月報)53巻5号2-17頁
目次
Ⅰ. はじめに
Ⅱ. DMCA1201条の成立経緯とその内容
Ⅲ. フェアユースを争点とする主要な裁判例
Ⅳ. 分析と考察
Ⅴ. むすびに代えて
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学術論文「TRIPSがもたらす医薬品アクセス問題に関する一考察 ― 強制実施権は開発途上国の公衆衛生の危機を救えるか ―」
2007年 A.I.P.P.I.(月報)52巻11号16-24頁 -
学術論文「アメリカ著作権法におけるモラル・ライツの一考察 - 文化財を保護する破壊防止権とは ―」
2007年 早稲田大学法研論集124号1-26頁
目次
Ⅰ. はじめに
Ⅱ. 視覚芸術作品の保護制度
1. モラル・ライツの概念
2. 州法による視覚芸術作品の保護
3. VARAによる視覚芸術作品の保護
Ⅲ. VARAによる破壊防止権の創設
1. 破壊防止権の法的性質
2. 破壊防止権の内容
3. 名声が認められる著作物を巡る裁判例
Ⅳ. 分析および考察
1. 名声が認められる著作物の判断基準の問題点
2. 日本の実用新案技術評価書制度
3. VARAへの美術評価書制度の導入
Ⅴ. 日本法への若干の示唆
1. 日本法の現行規定と解釈
2. 日本法への破壊防止権制度の導入
Ⅵ. むすびに代えて
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学術論文「米国著作権法における「公の実演」概念に関する一考察 - レンタル・ルームでのビデオ上映は公の実演権を侵害するか - 」
2007年 企業と法創造4巻4号307-321頁 -
判例批評「快傑ライオン丸事件」
2009年 著作権判例百選4版・有斐閣 -
判例批評「未知の利用方法にかかる権利の帰属-快傑ライオン丸事件-」
2010年 知的財産法政策学研究26号257-291頁 -
判例批評「音楽の著作物における編曲権の侵害の成否」
2003年 判例評論531号34-41頁(判例時報1812号196-203頁)判例時報社