セプティマ・レイ(SEPTIMA LEY)

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今月のエッセイ(2026/6)

Author: セプティマ・レイ

 6月になりました。7月発行予定の『よくわかる音楽著作権ビジネス』の第7版の校正も無事完了し、あとは念校のみとなりました。第6版が出版されたのが2021年11月ですから、5年ぶりの改訂となります。今回は決定版とするべく、これまで以上に丁寧な説明を心がけました。また、すべての情報をアップデートしましたので、興味のある方はぜひお手に取って頂ければ幸いです。また、発行と同時にこのウェブサイトにアップされている契約書のフォーマットもリニューアルしますので、ぜひみなさんのビジネスにご活用ください。自由に改変して使って頂いて結構です。

 5月30日は著作権法学会の研究大会でした。今回のテーマは「著作権法と一般不法行為」でした。私もバンドスコア模倣事件の判例評釈を執筆している関係で、とても興味あるテーマです。登壇者のほとんどが40代という若々しい学者たちでした。知的財産法の世界でも世代交代が起きていることを示す象徴的な研究大会でした。とはいえ、まだまだ研究に対する情熱は衰えていないので、定年までもうしばらく論文や書籍を発表したいと思っています。まだ、正式に発表できませんが、水面下で進んでいる書籍の企画がありますので、ぜひ楽しみにしていてください。

 今学期は久々に2部の対面授業を担当しています。月曜7限(19時55分から21時25分まで)に著作権法と不正競争防止法を教えています。履修登録者は30名ほどですが、実際に出席するのは10名くらいです。2014年から5年くらい7限の授業を担当していましたが、この時は出席者が50名くらいいたので、隔世の感があります。まず、運動部の学生がいなくなりました。社会人もほぼ皆無です。学生からすると、7限はあまりに時間帯が遅すぎるので、履修しにくいのでしょう。教える側も自宅に着くのが夜の11時過ぎなので、体力的にもきついです。

 2020年7月に『The Oxford Handbook of Music Law and Policy』というタイトルの電子書籍が発売されました。この本には「Contractual Relationships among Artists, Record Labels, and Artist Management Companies in Japan」という私の論文が掲載されています。これは、ワシントン大学ロースクール時代に知財法を教えてもらったSeán M. O'Connor先生からの依頼を受けて執筆したものです。この本が紙の書籍として近々発売されるという連絡がありました。「なぜ6年前の電子書籍が今頃?」と不思議に思いましたが、やはり紙の書籍で発売されるのはうれしいものです。詳細がわかったら、このコラムでご紹介します。

 さて、先月のコラムでもご紹介しましたが、7月4日(土)13時から16時15分まで、東洋大学白山キャンパスで公開講座を実施します。「映像ビジネスの最前線-法務が支えるコンテンツの世界-」というテーマで、JCOM、スタジオジブリ、講談社の法務部門で活躍する実務家3名を講師に迎え、映像ビジネスの現状と将来像について、具体的な実務を交えながらわかりやすく解説します。映像コンテンツを取り巻く契約実務、権利処理、リスクマネジメントなど、現場の法務がどのようにビジネスを支えているのかを多角的に紹介します。申込期間は4月1日(水)から6月24日(水)までです。下記のURLから申込できますので、奮ってご参加ください。

https://sites.google.com/toyo.jp/koza/%E5%85%AC%E9%96%
8B%E8%AC%9B%E5%BA%A7/kozamousikomi/kozaitiran/a6


6月 1st, 2026

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