夢の印税生活
Author: セプティマ・レイ
夢の印税生活
これは、今はもうお辞めになったアンティノス・レコードの天野泉さんというディレクターの方に依頼されて、同レコードのホームページ上で1997年7月から1年半にわたり、連載していたものを1冊にまとめたものである。「夢の印税生活」を売って、夢の印税生活を送ろうという不純な発想がいけなかったのか、未だに重版がかかっていないのが残念である。本の内容として、CD1枚売れたらいくら儲かるか、テレビ番組に1回オンエア―されたらいくら入るか等、もうベタなネタ尽くしの感があるが、高尚にいえば、筆者の「著作権ビジネスは、文化の側面はあるが、あくまでもビジネスである」という思想を反映せたものになっている。(安藤)
出版社: リットーミュージック (1999/12)
CD、ビデオ、楽譜、レンタルCD、コンサート、TV、ラジオ、カラオケetc…著作権あるところに印税あり。でもその発生の仕組みや収入について多くは語られてこなかった。本書はある若きミュージシャンの様々な活動をシミュレーションし、印税について楽しく知ってもらおうというもの。誰もが一度は夢見るテーマがここに1冊の本として登場。